ネット通販の返品モンスター
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『返品モンスター』
簡単に言うと、通販で買ったものを正当な理由なく返品する消費者のことです。
インターネットの普及に伴い、「お店に行って実際に品物を見て購入する」という方は減ってきていると考えられます。
ネット通販で購入:60%
店舗で購入:40%
出典:ネットリサーチDIMSDRIVEの公開アンケート調査結果より
となっています。
この、ネット通販が普及した事により
ある問題が浮上してきています。
それが『返品モンスター』です
通常返品は
- 未開封かつ未使用
- 商品到着後◯日以内
- 試着済みで商品にタグが付いている
- サイズが合わない
- 送料は購入者負担
など、正当な理由がある前提で通販会社も
返品に応じ交換や返金などの対応を行っています。また、返品・交換については店舗によって異なる為、購入時に注意事項も記載してあります。
『返品モンスター』は正当な理由以外での悪質な返品をする消費者を指します。
- 開封済みで明らかに使用した形跡がある
特に洋服に多いのが「汗染み」「購入後についた汚れ」
インクカートリッジを開封したのに返品する
- 購入状態でないもの
「購入についた傷」
- そもそも購入したものではないもの
家電などで箱の中に、購入した家電と同じ重さになるように重りを入れ返品する
通販会社側は、返品には応じられない旨を伝えても、確実な証拠がないので返金するしかないといいます。
返品した消費者は、送料負担でも返金されるので
5000円の商品を購入したとしても
5000-1000(送料)=4000円
は手元に戻ってきます
また、「購入したものではないもの」の場合は
既に、転売目的で購入している可能性が高く
先程の例に当てはめると
5000-1000(送料)=4000円
転売金額:6000円
合計10000円
を手にすることになります。
現状こういった『返品モンスター』を取り締まる法律もなく、通販会社側が負担を強いられています。
開封済みのや使用されている形跡があれば、
メーカーへの返品も出来ません。
中古品としてセールに出すか、処分するかになります。
セールに出すにしても、汚れや傷は取り除かなければいけないので、その費用も通販会社負担となります。
インターネットの普及、そこにスマートフォンの普及が伴いネット通販の利用者は増加傾向にあるのが現実です。
利用する側のモラルが問わられる社会的問題になってくるのではないでしょうか⁇
もし、ネットに限らず返品をする必要がある場合には、その店舗の返金・交換のルールを守って行っていきたいものです。
(フジテレビ系列:5/21放送 とくダネより)
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