腱鞘炎ーその痛み本当に腱鞘炎でしょうか?母指CM関節症ではありませんか?
おはようございます。訪問ありがとうございます(^^)
先日『母指CM関節症』についてご質問頂きましたので、改めて少し書かせて頂きたいと思います。
腱鞘炎と間違われやすく、整形外科の先生でも判断がつきにくいそうです。
○で囲んだ部分が突出しているのがわかると思います。
ずっと、腱鞘炎だと言われていましので、疑いもしませんでしたが、
友人の勧めでセカンドオピニオンをしました。
あとから気づいたのですが、対症療法として痛み止めの注射をしてもらっていました。
その時の、前医での明細をみると
「関節空内注射」と記載がありました。腱鞘炎なら「腱鞘内注射」の記載があるはずです。
それを、見逃した私にも非はあったかもしれませんが、腱鞘炎じゃないとわかっていたのではないかと思うと、その先生に不信感がわきました。
なかなか、治らない「腱鞘炎」本当に腱鞘炎でしょうか?
一度と明細を頂いているなら確認してみるのもいいかもしれませんせん。
手術は関節を一定の使いやすい位置で固定する「固定術」と
可動域を確保する「靭帯再建形成術」が代表的な手術になります。
私の場合は、「靭帯再建形成術」でした。
左側の絵の関節がとび出ている部分を、右の絵のように人口靭帯を使って
内側によせるものです。
骨に穴をあけて人口靭帯を通してくくりつけるのです。
術後一か月手術した手は使い物になりません。
先生から「使ってもいいよ」の指示がでるまでは本当になにもできませんでした。
ギプスからサポーターになって、指先は出てるのに何も持てないし使えないのです。
これには、手術を受けた本人だけでなく、家族の協力が必須条件になってきます。
私の場合は利き手の手術でしたので、余計に感じたのかもしれません。
ご飯を食べるのも、着替えるのも、結構苦労しました。
事前に脱ぎ着のしやすい服や通院に履く靴、片手でもあけられるバックや財布など。。。
ちなみにファスナーや財布のチャックの開閉も片手では難しいです。
洋服は前開き片手でボタンができるものや、袖口の広いカットソーがいいと思います。
袖は七分袖がおすすめです。
処置やリハビリが始まると、袖口をまくらないといけないのですが、片手では無理です。
「母指CM関節症」原因は不明ですが、最近の研究で更年期障害の一種と言われているそうです。
現在は手術をした関節は順調に回復していますが、他の指の変形発症し、
現在は温存療法となっています。
「右母指MP関節症」と「左母指CM関節症」です。
手術をする前に気付かなかった変形や痛みが、手術をしたことで一番酷かった関節が治ったことで判明したようです。
隠れ変形ですね。事前にわかれば同時に手術をすることもあるようですが、
「MP関節」は固定術しかいまのところ方法が無いようなので、
固定を避けたい私は温存療法で様子見です。
この記事が少しでもお役に立てれ幸いです。
お付き合い頂きありがとうございました。